【看護学生がみる広田町】 まる

【看護学生がみる広田町】

現代の日本には人口減少、少子高齢化、人口流出、雇用の減少が進行している地域が多くあります。その中のひとつに2011年に起こった東日本大震災の影響をうけ、これらの問題がさらに深刻となり、街の存続自体が危ぶまれている町があります。

その町が私達未来へ前進プロジェクト(通称みらぷろ)が活動を行っている岩手県陸前高田市広田町です。


広田半島は震災当時、広田湾と太平洋の両側から押し寄せた津波によって本島と分断され、一時的に孤立し行政の手が一番届きにくい地域となりました。

しかしながら広田町は町の人々の復興に対する思いと努力によって、高齢化が進み若者が減る中でも町を盛り上げ続けています。


この場所には【町を愛する熱い思いが溢れている】のです。


そのような場所で、熱い人たちがいる町で、大学生がなにか力になれることはないか、、と考えこの広田町で活動しています。

しかし、人口減少、少子高齢化、人口流出、雇用の減少。これらの問題は決して広田町に限ったものではなく日本が今後向き合って行かなくてはいけない問題です。

この問題と正面から向き合い、了徳寺大学の医療を学ぶ学生だからこそ考えられる解決策を編み出し、実行することで将来の日本に希望を見出したい。

私はこのような思いを持って活動しています。


、、、っと前置きが長くなったのですが、

そんな活動をしているみらぷろのメンバーまること大畠成美は了徳寺大学の看護学生(2年)です☺️


そんなまるが看護学生として広田町と関わってきて必要だと感じていること。

それは、、、

【地域の方々一人一人のセルフケア(自己管理)能力を向上していくこと】です。


なぜそう感じたのか、、、

実はこの町には病院も整骨院もないのです。あるのはたった一つの診療所。診療所への送迎バスはあるけれど本数は少なく、歩いていくには坂が多くてお年寄りには大変。そう考えるとよっぽどのことがないと診療所に見てもらおうと思う方は少ないんじゃないかな。と私は思いました。


そうなると地域の方々の健康に対する意識が低くなるんじゃない?

いいのかな、このままで、、

いや大好きな町の人にもっと健康を意識して元気に活躍してもらいたい!

そう考え、去年の夏にはみらぷろ看護企画として生活習慣見直しブースを開き、広田町の方々と今の生活習慣を見直し、病気のリスクについて考えてみました。


すると出てくる出てくる、、喫煙や飲酒、運動不足や食事バランスの偏りなど、ちょっと危険な生活習慣!

そこで家でできるちょっとした生活習慣改善方法をアドバイスさせていただきました。

上から目線で押し付けるのではなく、今からでもできそうなものを提案して、自ら選び実践してもらう。

そうして広田町の一人一人の健康意識が高まれば、広田町のセルフケア能力はどんどん向上して【日本一長寿な町になっちゃうのでは?】っとちょっと期待しています☺️

そんなこんなで、長くなりましたが私は日本の未来に沢山の希望を持って活動しています。

少しでも私達の活動に興味を持って頂けたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました🙇


未来へ前進プロジェクト 大畠 成美

未来へ前進プロジェクト 公式ホームページ

2016年3月に創設された未来へ前進プロジェクト通称"みらぷろ"。現在、了徳寺大学の学生総勢14名で構成されています。岩手県陸前高田市広田町を拠点に『1人1人が心も身体も健康で、活き続ける社会を創る』をMissionに掲げ、活動しています。皆さん是非ご覧ください!

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